二刀流大谷翔平の進化

プロ野球も2016年シーズンがいよいよ始まりました。
セ・リーグパ・リーグの12球団各選手たちが切磋琢磨し戦っている中、ひと際目立つ選手が居ます。
それは北海道日本ハムファイターズに所属する投手、大谷翔平です。
昨年、大谷選手は先発投手として15勝5敗、最優秀勝率、最優秀防御率最多勝利、ベストナインのタイトルを獲得し素晴らしい結果を残しました。
一方打者としては109打席に立ち、.202とイマイチな結果に終わり、投手大谷として進むべき道を表されたかのようなシーズンでした。
しかし2016年シーズン、ファイターズの指揮官栗山監督は大谷選手に二刀流を本格的に行うことと明言しました。
ここで周りの意見として出たのは去年の結果から見た、ネガティブな発想。
投手に専念させたほうがいいんじゃないか?野手として機能するのか?というものばかりでした。
そんな下馬評を覆すのが大谷翔平という男です。
開幕して早々に2試合連続ホームランを放ち、打率3割をキープするなど目覚ましい活躍を見せています。
一方の投手としては3試合に先発出場していますが、残念ながらまだ勝ち星はついていません。
しかし4月10日の楽天戦では1失点で完投と素晴らしい好投を見せました。
まだまだシーズンは始まったばかりですが、この男はどこまで進化するのか。
目が離せなくなりそうです。